バンクーバーの素朴な魅力
いやーほんと素敵な街です、バンクーバー。
海はあるし山はあるし。
スキーやスノボが好きな人は寒い冬だって楽しいことでしょう。
そんな壮大な魅力もたくさんあるけど、実は目を凝らすと日常にある素朴な魅力もたくさんあるのです。
今回は、ふらふら散歩している途中に見つけた素敵なものを紹介します。
まずはこれ。道にぽつんとある、小さな図書館。
Free children 's library
Take a book, leave a book.と書いてあります。子供達の無料図書館。誰でもこのちいさな棚から本を持って行ったり、あるいは読まない本があればここに置いていってね。
とのこと。ちいさな図書館、素敵じゃないですか！！！
アパートの共有ランドリー室にも、自然にちいさな図書館、出来上がってます。
お次はPublic piano。公共ピアノ。
誰でもいつでも自由に演奏してよー！ってな感じでいきなりとどーん！と路上ににピアノが現れます。
この路上に置かれた一台のピアノは誰かの人生を変えるかもしれません。
実際にフロリダ州で、あるホームレスの51歳の男性ドナルド•グールドさんが路上ピアノの上に帽子を置いて、少しのお金をもらえればいいな、と路上に置かれたピアノに座り、演奏を始めます。
曲はアメリカのロックバンドStyx の"Come Sail Away"。
彼が演奏を始めると...驚くほど美しい音色！！！！街行く人々は立ち止まり、彼にカメラを向けます。
グールドさんの演奏動画はあっという間にネット上に広まります。
そんなグールドさんの演奏はこちら。
⚪︎グールドさんの過去
若い頃はアメリカ海兵隊に所属、そこではクラリネットを演奏していた。
その後ミシガン州の大学で音楽専攻していたが、学費がまかなえずに卒業を断念。そんなグールドさんも家庭を持つのだが妻を亡くしてしまい、その辛さから薬物に手を出し溺れていってしまう。
息子は保護施設に引きとられ、グールドさんはホームレスになってしまう。
グールドさんは音楽の才能溢れていますが普通の男性として、家族と幸せに暮らしたい、きっとそれだけだったに違いない。
しかし人生は時に残酷、いつの間にかホームレスに。
これは他人事じゃないですね。私だって、今
は平凡に暮らしていますが、いつ何が起こって人生があらぬ方向へと一変してしまうかもしれない。
しかしこの一台のピアノにより、グールドさんの人生はまたまた瞬く間に一変。
有名になったグールドさんはボサボサだった髪を切り、ヒゲをそり、大勢の観客に歓迎され、NFLのゲームで演奏をしました。
動画はこちら。
いやあ、ビッグモーメントです！
感動します！
さらに演奏の動画をテレビで息子さんが発見、Facetimeで15年ぶりに話をする事が出来ました。
アメリカのファンデイングサイトGoFunMeでは彼への資金が瞬く間に集まり、彼の生活費、そして大学の単位再取得を目指せるように使われるとのこと。
自身の音楽の才能が自身を救う。
なんて素敵な、奇跡のお話。
ちなみにカナダのエドモントンのホームレス、ライアンさんのピアノ演奏も話題に。しかも独学で演奏を学んだとのこと。動画はこちら。
お次はこちら。お散歩中にふと木に目をやると...なんだか可愛らしい毛糸で出来た生き物が。
そしていつも仕事の行き帰りに通る、ある家の庭には...
おっ！！！いたいた！！
おっ！！！いたいた！！
ゴローンゴローンすりすりーと道に体を擦り付けながらひなたぼっこをするねこちゃん！！！だいすき！！
平凡な毎日でも、こういった些細なことがちょっとハッピーにしてくれます。
バンクーバーも少し春っぽくなってきたところだし、皆さんもお散歩がてら素朴なハッピー見つけてください(*ﾟvﾟ*)
あなたの「ぽち」がとっても嬉しい。
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