ワーキングホリデー行く?行かない?のお悩み
ワーホリで海外に行きたい!
でもワーホリに行くなら仕事を辞めなきゃいけないし...
行きたいけど、親や周りが反対してるし...
と、いうようにワーホリに行くのか行かないのかを迷って、なかなか踏み出せない。
そこで出てくる疑問、行きたい動機はだいたいこんなこと。🔻🔻🔻
「1年間海外で過ごしたら、英語は伸びるよね?」
「海外で現地の人たちと一緒に働きたい!」
「色んな国の人たちと仲良くなりたい!」
「帰国後、日本でワーホリ経験を生かして仕事を見つけたい!」
「仕事、見つかるのかな...?」
「海外生活、してみたい!」
「自分を変えたい!」
こうやって、行ってみたい気持ちと色々な不安がグルグル混ぜ合わさって悩んでる方は多いと思います。
今回はカナダで知り合ったワーホリ経験者の方々の声たくさん聞いて観てきた中で、とっても個人的にはなりますが、私の意見を書いていきます。
ワーホリビザの醍醐味とは
- 基本1年間の滞在ができて、就労もできる。
- 想像もしていなかった、全く違う文化に触れることができる。
- 趣味程度の英語は習得できる。
- 資金をある程度貯めてから来れば、自分の好きなことに時間を費やせる。
海外でたった1年生活してみたところで英語が伸びるはずないじゃん!
伸びない人は、10年海外で過ごしてもペラペラになりません。
そんな人も実際にたくさんいます。
英語を伸ばしたいだけなら、日本でも伸ばせます。
本当に英語が好きだったり、英語がどうしても必要!という英語に対して強い何かを持っている人は、日本に居たってインドに居たって自らの意志があるので勉強します。
故に英語力が伸びます。
私の知り合いの海外旅行すら行ったことがないダンディなおじさまは、昔から英語の辞書だけで猛勉強して、発音もばっちり、英語はペラペラです。
なんか仕事疲れたし、ワーホリにでも行ってついでに英語ペラペラになるかーなんておいしい話はないのです。
英語力を伸ばすのが目的での海外生活であれば、ワーホリじゃなく語学留学で海外に行き、学校にいくのが一番確実です。
でも学費が...となりますよね。インターナショナルスチューデントとしての学費はとにかく高額ですからね.....
難しいところです。
外国人の友達がほしいなら、日本でmeet up などに行くことで少しの英会話が学べ、外国人の友達が出来ますよね。
英会話の練習をしたいなら、今のご時世インターネットでLanguageExchangeやらなんやらと溢れかえっています。
特に、
参考書でちゃんといちから学ぶ、単語を覚える。
リスニング練習なら洋画などを繰り返し観る。
リーディングなら本屋さんで英語で書かれた本を読む。
これらは英語学習者が誰しも通る欠かせない道であり、日本でできます。
やる気とパッションです。
仕事で時間がないから勉強する時間がない...っていうのはワーホリで海外へ行っても同じこと。
だって、ワーキングホリデーだから多くの人はどっちにしろ生活の為に働くことになりますもん。
ローカルのお店でネイティブと一緒に働ける?
もちろん働けます。
が、人によります。運にもよります。
- 自分にスキルがあるのか?
- 自分の今の英語力はどのくらいか?
を考えてみる。
例えば、「私はスタバで何年も働いていたからスタバでのノウハウがわかる。
だから向こうに行って英語がイマイチでもスタバでなら自分の経験をアピールして受かる自信がある!」
などの自分の経験を土台にして職場を見つける。
例えば、「英語力はまだまだだけど、どんなに辛くても、少しでも英語上達を目指してローカルのお店で働く!!!というモチベーションで乗り越えれる自信がある!」
そういう動かない何かを持っているか。
初めは英語が全然できなくても、モチベーションが高く、例え職場の人が仲良くしてくれなくても、「みとけよ、いつか私のことを好きにさせてやるからな!」
とめげずにコミュニケーションを自らとり、自分の英語がイマイチでも英語を話す。伝わらなくてもめげずに伝える努力ができる。
そういった自身の人間的魅力を発揮できる人はローカルで職場を見つけ、続け、仲間ができ、その結果英会話力も発達していると思います。
どんな状況に陥っても、絶対に自分の物にする人。
そのモチベーションがなく覚悟ができていない人は、とりあえず面接に行って受かっても、結局コミュニケーションがとれない、周りが冷たいという理由で辞めてしまう。といったパターンに陥りやすいようです。
ローカルで働きたいっていうぼんやりとした動機だけでは、心が折れてしまいます。
特に、日本食レストランなどがたくさんあるカナダやオーストラリアでは、仕事を見つけることが簡単です。
でも、そうなると周りの環境が常に日本人との会話になるパターンが多いです。
ああ厳しい現実…嫌になっちゃいますね…
もちろん、それで良い人は良いんです!
例えば、「私はカナダにスノボーをしに来たの!スノボー大好きだから!
英語よりスノボー!」っていうひとは目的がちゃんとスノボーと決まっているので、日本食レストランでバイトをして生活費を稼ぐのは問題なしですよね。
あとはスノボーに費やすのみです!!
- つまり英語環境にいるだけで英語が勝手に伸びていくことはない。を心に入れておく。
結構そう思っちゃってる人が多いです。
ワーホリ体験を帰国後日本での就職に生かせるか
- ワーホリで海外に住んでいました。だけを評価されようと思ってはいけない。
なので会社に、ワーホリで海外で過ごしてました!って言っても、ただ、「1年間休暇して海外に居ました。」としか捉えられないんじゃないでしょうか。
- 海外で過ごしたアピールできる内容は何か。
それこそ、ワーホリで海外に行って日本食レストランで働いて、日本人だらけのサークル活動をして楽しんで1年過ぎた場合、就職活動の際に何をアピールできるでしょうか?
例えば、パティシエになりたい。
「日本でパティシエになる為に、修行の一環として、海外の洋菓子店でパティシエとして働いて、こういう風な技術を学んで来ました。」
これなら目的もはっきりしていて、会社にもアピールできそうです。
海外生活、してみたい
- 海外生活で何がしたいのかを考える。
前に述べたように、海外生活をするだけでは英語が伸びることはないです。
ただし何がしたいのか明確にわかっている人にとっは、ワーホリという制度を使って海外生活すると、貴重で素晴らしい体験になると思います。
それこそ、なんでもいいんです。
-
スノボーをとことんしたい!
-
趣味が旅で、その国を周りたい。
-
自分にはとにかく1年間、ホリデーが必要なんだ!思いっきり楽しむぞ!
などの自分の目的がもうすでにある人。
こういう人たちはもうワーホリする準備万端です。
自分を変えたい!
- 何を変えたいのか根本を考える。
どこに行ったって自分はそう簡単に変わりません。
海外に住んだからって、英語が急に話せるわけでもなし、お金持ちになるわけでもなければ、引っ込み思案が無くなるわけでもない。
自分自身に問いかけましょう、何を変えたくて、それを実際変えるに本当に必要なのは何か。
ネイティブの友達がほしいんです!
と言う声をよく聞きますが、ネイティブの人たちはネイティブの友達がいます。
言葉の壁で意思疎通が難しいのに、友達になって毎日つるむ。ってのは中々可能性が低いと思いませんか?
変な人なら相手にしてくれます。下心むんむんのおじさんとか。
でもそんな人についていかないで!!!
ほんと、厳しい現実ですねしかし…
まとめ
- ワーホリに来ただけでは英語がペラペラになると思わない。
- 海外に来たからって、楽しいことばかりじゃない。
- 英語がイマイチなのに簡単に外国人の友達ができるわけではない。
- ワーキングホリデーのホリデーを重視しているなら最適。
- 目的が何なのかをちゃんと考える。
きっと、海外での生活って想像しても実感がわかないですよね。
だからこそ、皆んな行こうか悩むし、いざ来てからも想像と違って心が折れたりするんだと思います。
私もワーホリ時代はそりゃあもうたくさん心が折れそうになりましたよ。
せっかくワーホリすることを思いついて、自分の新しい人生の1ページになるのだから、もしワーホリ制度を使うなら、「想像と違う!帰りたい!」ってなってしまわないように、思いっきり楽しめて、色んな経験をして、充実した時間にしてほしいなと思い今回はこのテーマにしました。
ワーホリで旅をするも良し、趣味を楽しむも良し、学校で英語の勉強をするも良し。
やっぱり日本に居るのも良し、もう一度良く考えて、準備を整えてからワーホリを取るのも良し。
長々と書きましたが、「てやんでぃ!!うるせー!何でもいいからワーホ行くんじゃ!フライトチケットとってやれぃ!」って方にはその勢いの良さにもう拍手ものです。
きっと上手くやっていけるでしょう!笑
皆さんの一度きりの人生が素晴らしいものになりますように!!!